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葛飾区の歴史と名所を紹介!

2019-05-18

はじめに

葛飾区は東京23区の中でも東に位置しています。
葛飾周辺は東京低地と呼ばれるほど標高が低く、最も高いところで標高3mです。

この記事ではそんな葛飾の歴史と葛飾の歴史的名所についてご紹介していきたいと思います。


葛飾区はもともと海の中だった?

葛飾区の周辺を含めた一帯は「東京低地」と呼ばれています。
このことからわかるのは、葛飾区一帯がかつては海の中に沈んでいたということです。
今のように住めるようになったのは2000〜3000年前くらいの弥生時代だったと言います。

葛飾区一帯には江戸川や荒川などの河川が多くあったこともあり、その河川周辺には複数の遺跡を確認することができます。
この遺跡からは遠い昔、この地に住んでいた人たちが漁業で使った道具が発見されました。
遺跡の調査から、かつての葛飾区は河川のおかげで漁業が盛んになり集落ができたことがわかりました。


葛飾の由来

葛飾という言葉は万葉集にも書かれていて、昔から使われていたことがわかります。
そしてこの葛飾という由来は、現在の葛飾とその周辺一帯の広大な土地を指している言葉でした。
この場合の葛飾とは、埼玉県茨城県千葉県の一部を含み、現在の東京都江戸川区や墨田区なども含めた場所を指していたのです。

その名残は「葛西」という言葉に、葛飾の「葛」の字が入っていることからも伺うことができます。
他にも京成西船駅は千葉県にありながら、1987年まで「葛飾駅」という呼び名で、千葉県船橋市には、葛飾小学校や葛飾中学校などと名のつくものもあるのです。
このような事例は他にも見られ、葛飾という地域が非常に広大であったことがわかります。


葛飾の歴史的名所

葛飾区にある歴史を学べる名所を紹介していきましょう。
もし葛飾に行くことがあればぜひ立ち寄って欲しい場所ばかりです。


東京都指定史跡『立石様』の伝説

葛飾区には立石という地名があります。
京成線には「京成立石駅」もあり、東京に住んでいる人なら聞いたことがある街かもしれません。
この立石という地名ですが、実は「立石様」と呼ばれる石から取ったものなのです。

立石様は葛飾税務署か近くにあり、地面から数センチほど石が見えているだけの石です。
しかしこの石は掘っても掘っても石を取り出せないことや、掘ろうとすると災いが起こるなどの伝説を持った石だと言われています。

古墳時代に千葉県の鋸山から持ってきたと言われ、現在では東京都指定史跡となっています。


葛飾の代表!『寅さんの碑』

葛飾と聞いて「寅さん」を最初に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
葛飾区には柴又と呼ばれる場所があり、この柴又こそが映画「男はつらいよ」の舞台なのです。

柴又駅から徒歩1分にある「寅さんの碑」は、山田洋次監督の直筆の文が書かれています。
映画の名残と柴又の街並みを一緒に楽しみたいなら外せない場所ですね。


パワースポットでもある『柴又帝釈天』

※掲載画像は全てイメージです。

やはり葛飾の歴史的名所として柴又帝釈天は外せませんね。
ここに訪れる人のほとんどが映画「男はつらいよ」に影響されて来ています。
柴又帝釈天は寅さんだけでなく、夏目漱石などの小説にも登場する有名な場所でもあるのですよ。

また江戸時代に起きた天明の大飢饉の時、人々を柴又帝釈天に拝ませると不思議な効験があったこともあったと言います。
このことから信仰が盛んになり、シニア世代には病にも良いと有名な場所なのです。


『葛飾かまくら郷土資料館』で葛飾区鎌倉の歴史を学ぼう!

葛飾区には鎌倉と呼ばれる地名があります。
この鎌倉の歴史について知ることができるのが葛飾かまくら郷土資料館です。
昔はこの地が農村地帯として栄えたことが伺える資料が多く展示されています。

現在の葛飾区では東京のベッドタウンとして栄え、そして町工場などが数多くあります。
しかし昔は河川を利用した漁業、そして昭和初期ごろまでは農村地域として栄えて来た歴史が辿れる場所になっています。


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