不動産買取の流れを知ろう!買取がおすすめなケースと業者選びのポイントも解説
2024-11-21
不動産買取は売却までの期間が短いため、不要な不動産をすぐに手放すことができます。
しかしながら、どのような流れで取引が進められているのかを知っている方はそんなに多くないのではないでしょうか。
そこで今回は、
不動産買取の流れ
について解説します。
不動産の引き渡し時に必要になる書類、実際に不動産買取にかかる期間と不動産買取に適した人の特徴などについてもご紹介するので、ぜひご参考にしてください。
なお、はりき不動産は東京都葛飾区の不動産を中心に買取・仲介などを行っている町の不動産屋です。
不動産買取の疑問点はもちろん、売却にかかる税金や費用などについても分かりやすくご説明しますので、不動産買取を検討している方は弊社までお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから
https://www.c21hariki.com/contents/contact_info/form
不動産買取と取引終了後の確定申告までの流れ
まずは、不動産買取の全体的な流れを押さえましょう。
1.情報収集をする
不動産買取では“情報収集”が肝心です
。
不動産の相場価格やエリアの公示地価など、売却したい不動産についてどれだけ知っているかで希望する金額を提示するときの心持ちが変わります。
全て不動産買取専門業者に任せればいいと思っていると、満足できる取引は遠のいてしまうでしょう。
また、不動産買取業者の情報も集めましょう。
不動産買取や仲介に実績があるのか、得意なエリアはどこなのかなどを比較しておくと、不動産買取業者を選ぶ際にもスムーズです。
はりき不動産の不動産売却・買取では「迅速」「高額」「気持ちいい」をお客様にご提供できるよう努めております。
不動産のご紹介エリアは葛飾区を中心に半径10キロ圏内
。
葛飾区に隣接する墨田区や江戸川区、足立区、台東区などの不動産も対応可能なので、お客様からお預かりした不動産を必要な方へ確実にお届けいたします。当社対応エリアにて不動産の売却をご検討中なら、ぜひお話をお聞かせください。
2.物件の調査および買取査定の依頼
いくつか不動産買取業者を選定したら、物件の調査および買取査定を依頼します。
1.複数の業者に査定を依頼する
不動産の買取査定は複数の業者に依頼しましょう
。
不動産買取業者によって査定額は異なります。
具体的には、市場について知っているかどうか、どこを修繕するかなどによって変わります。
また、査定に使用しているマニュアルの違いや不動産買取業者の実績や営業力の差などでも不動産買取業者の査定額は異なるため、複数の業者に査定を依頼することをおすすめします。
金額を比較することで納得できる不動産買取ができるでしょう。
2.査定には簡易査定と訪問査定がある
査定には「簡易査定」と「訪問査定」があります。
簡易査定は
物件の築年数や構造など、基本的な情報をネット上のフォーマットに記入し、おおよその査定額を提示してもらう方法です
。
オンラインで完結するため手軽ですが、正確さという点では訪問査定には敵いません。
一方、訪問査定は
業者が実際の物件を確認した上で査定額を提示する方法
です。
物件の立地や築年数、外観や日当たり、設備、眺望、周辺地域の状況などあらゆる点から考慮して物件の査定額を決めるため正確な価値を知ることができます。
ただし、簡易査定とは異なり時間と手間がかかります。
はりき不動産では「メール査定」と「訪問査定」を実施しております。
メール査定はHP上で必要項目を入力し、お問い合わせください。
訪問査定では正確な査定額をご提案するとともに、当社の販売力を加味した上で売却可能な高額査定額もご提案しております。
査定を受けたからといって必ず売らないといけないわけではありません。
実際に当社では査定後、3割のお客様が売却をしないと判断しています。
葛飾エリアで不動産買取を検討している方は、あまり気負わずお気軽に査定をご依頼ください。
3.買取金額の提示および買取業者の選定
複数査定が完了したら、査定の結果を踏まえた上で買取金額の目安を決め、買取業者の選定に活かします。
〇買取金額が妥当かどうかは必ずチェック!
依頼する不動産買取業者には、
納得できる買取金額を提示している業者を選ぶことが大切です
。
しかし、単純に査定額が高い業者を選べばいいというわけではありません。情報収集で得たエリアの相場価格よりも明らかに高すぎる場合、悪徳業者の可能性がある他、契約後に金額を下げられてしまう可能性があるため注意が必要です。
常識の範囲内で、それでもきちんと評価してくれる不動産買取業者を選ぶと失敗が少ないといえます。
なお、自分の想定よりも低い査定額をつけた業者には、なぜこの価格なのかを聞いてみましょう。
誠実かつ丁寧に理由を説明してくれる業者なら信頼できる業者と判断できます。
4.買取に関する条件やスケジュールの確認
依頼する不動産買取業者が決まったら、買取に関する細かな条件や用意すべき書類、引き渡しまでのスケジュールなどを確認します。
これらの確認を疎かにすると「入金日のはずなのにお金が振り込まれていない」「不用品の処分費用やリフォーム費用などを後々請求された」などのトラブルが起きる可能性があるため注意しましょう。
些細なこともきちんと確認しておく
ことで、不動産買取をスムーズに進められます。
5.契約締結
買取に関する条件などを確認したら売買契約を結びます。契約書・契約約款(けいやくやっかん)を読み上げながら最終的な確認をし、納得した上で契約書へサインするという流れです。
契約書が完成した後に内容を変更すると費用がかかるケースもあるため
、契約内容については細かく確認するようにしてください。
契約書の確認で意識すべきポイント
|
・事前に擦り合わせた条件どおりに契約書が作られているか
・自分に不利な条項が記載されていないか
・言い回しや表現に不明瞭なところはないか
|
不動産関連の書類には難しい表現が使われることが多いので、分からないところはすぐに質問し、疑問を解消した上で契約に進むことが大切です。
なお、手付金は契約締結時に受け取ることが一般的で、金額は不動産売却価格の5〜10%ほどになります。
6.不動産の引き渡し準備
契約締結後、引越しや公共料金(電気・ガス・水道の料金)の清算、インターネット回線やWi-Fiなどの契約変更(移転)手続きなどを行い、物件を引き渡す準備をします。
契約締結後から引き渡しまでの間に全ての作業を一気に行うとなると、バタバタして漏れが出てしまう恐れがあります。
いざというときに慌てないように、事前に少しずつ準備を始めることが大切です。
7.入金確認および不動産の引き渡し
必要書類の確認、書類への押印・サイン、入金確認(残りの売却代金の受け取り)、抵当権抹消登記(住宅ローンありの場合)を行ったら、鍵や書類を渡して不動産の引き渡しは完了です。
これで不動産買取業者との全てのやり取りが終了します。
なお、
入金確認と不動産の引き渡しは指定の金融機関で行われるケースが多い傾向にあります
。
銀行窓口の開いている平日になることがほとんどなので、仕事やプライベートのスケジュール調整は必須です。
8.確定申告
不動産売却により利益(譲渡益)を得た方や税金の特例を受ける方は、
“現在の住所地”を管轄する税務署にて確定申告
をしましょう。
不動産取引を行っても利益がなかった、むしろマイナスであったという方に関しては確定申告の必要はありませんが、利益を得た方は例外なく対象となるため注意が必要です。
もしも
確定申告を行わずにいると「無申告加算税」という別の税金の支払い義務が発生します
。
本来支払わなければならない額より多くの金額を納めることになるため、不動産売却後の翌年2月16日〜3月15日までの間に確定申告を行い、忘れてしまっても気付いた時点で申告手続きを行うようにしてください。
不動産の引き渡しで必要になる書類一覧
不動産買取は仲介とは異なり短期間で引き渡しが行われます。
慌てて書類を用意すると不備や漏れが出てしまうため、必要書類はあらかじめ用意しておくと安心です。
不動産の引き渡しで必要になる書類は下記のとおりです。
共通
└マンション・戸建て・土地
|
・登記済証(権利証)または登記識別情報通知書
・印鑑証明書(引渡時の3か月以内に発行されたもの)
・固定資産税評価証明書
・固定資産税
・都市計画税納税通知書
・住民票
・本人確認書類(免許証等)
・抵当権の抹消に必要な書類(銀行保有)
|
マンション
|
・分譲時のパンフレット
・管理規約
・使用細則
・最近のマンション理事会の会計報告書や議事録の写しなど
・管理費や修繕積立金の額の確認書など
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戸建て
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・測量図、筆界確認書、越境の覚書など土地関係の書類
・建築確認済証、検査済証、設計図書など建物関係の書類
・近隣との覚書や建築協定など地域関係の書類
|
土地
|
・土地関係の書類(測量図、筆界確認書、越境の覚書など)
|
戸建てや土地における測量図や、筆界確認書、越境の覚書などに関しては、不動産買取であれば持っていなくても取引が可能なケースがあります。
不動産買取業者によって対応は異なるため、査定の段階で相談してみると良いでしょう。
不動産売却に必要な書類については下記の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひ目を通してみてください。
葛飾区の不動産買取事情とは?売却相場と売却成功のポイント5選
https://www.c21hariki.com/contents/town_info_detail/81
なお、はりき不動産では書類についてもスタッフより詳しくご説明いたします。
不明点がある場合はお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから
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不動産買取にかかる期間と不動産買取におすすめな人
こちらでは、不動産買取にかかる期間と不動産買取におすすめな人をご紹介します。
不動産買取は“最短1週間”で完了する
不動産買取は仲介と比較すると取引期間が短く、
スムーズに進めば最短1週間で完了
することもあります。
スピード感のある取引は、「不動産売却に時間をかけたくない」「できるだけ早く不動産を手放したい」という方にとって大きなメリットでしょう。
もちろん、売却を急ぐあまり足元を見られて低い査定額を提示される可能性もあるため、不動産買取業者は慎重に選ぶことが重要です。
不動産買取はこんな人におすすめ!
不動産を手放す手段は不動産買取だけではありませんが、下記に当てはまる方は不動産買取に適している人といえます。
できるだけ早く不動産を手放したい
離婚や相続、資金難などが要因で、手持ちの不動産を早く売却したいと考えている方は不動産買取に適しています。
例えば仲介の場合、買主を探すための売却活動にある程度の期間が必要なため、不動産をすぐに現金化することは困難でしょう。
しかし、
不動産買取は業者が不動産を買い取るため、条件次第ではすぐに買取が可能です
。
周囲に知られることなく売却したい
ご近所トラブルや経済的な事情などを理由に引越しを検討しており、周囲に知られることなく不動産を売却したいと考えている方にも不動産買取に適しています。
不動産買取では売却活動を行いません
。
Webや紙面、のぼりなどで広告宣伝をすることは一切ないため、引越しが完了するまで周囲に知られる心配がありません。
需要が低そうな物件を売却したい
事故物件や再建築不可物件、田舎の土地、空き家など、需要が低そう・魅力的に見えない不動産の売却を検討している方にも不動産買取はおすすめです。
不動産は所有しているだけでも維持費などのお金がかかるため、自分でも使わない需要が低い物件は買取を検討したほうが良いでしょう。
はりき不動産では、
需要が低い物件の買取にも対応しております
。
例えば、長い間放置されている空き家、雨漏りやシロアリなどの不具合がある建物、崖地や高低差がある土地、再建築不可の物件などもご相談可能です。
持て余している物件があるなら、ぜひ無料査定をご依頼ください。
不動産買取業者を選ぶ際のポイント
不動産買取業者を選ぶ際は、下記のポイントに留意しましょう。
物件のある地域に強く、実績のある業者を選ぶ
不動産買取業者は全国にありますが、どんなにネームバリューがあってもお手持ちの不動産がある地域に詳しくなければ適正価格での買取は期待できないでしょう。
不動産のある地域に強く、その地域で不動産取引の実績がある業者を選ぶことが重要です
。
また、不動産買取業者といってもマンションや戸建て、土地などの得意分野があるため、これらも加味した上で業者選びを進めると安心です。
はりき不動産は、
葛飾エリアの戸建て・土地の売却実績NO.1
です。
1,000件を超える取引実績を誇り、葛飾区はもちろん葛飾区周辺の墨田区や足立区、江東区、江戸川区などの不動産の売却実績もございます。
葛飾区やその周辺地域で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
実際に買取実績があるかどうかも調べる
不動産買取業者の多くは、買取だけでなく仲介にも対応しています。
どちらも対応できるのは良いことなのですが、
不動産買取を依頼するなら「買取」に実績がある業者を選ぶことが大切です
。
大きな枠組みでみると「買取」も「仲介」も同じ実績には違いありませんが、買取の実績をあげている不動産買取業者は、買取後の再販まできちんと対応できていると判断できます。
地域に密着した不動産買取業者で、かつ買取実績がある業者なら安心して任せられるでしょう。
お客様に寄り添ったサービスがあるかどうか
不動産買取業者を選ぶ際は、付帯サービスがあるかを確認するのも重要です。
例えば「不要な家具をそのままにしていい」「入金後に引越しができる」「リースバックを利用できる」などが挙げられます。
また、担当者の対応も確認ポイントの一つです。知識や経験、資格の有無はもちろんですが、不明点や疑問に思うことに対して誠実に対応してくれる担当者は信頼できます。
はりき不動産では、ノウハウの豊富なスタッフと専門分野に特化したプロとの連携でお客様の不動産買取・売却をスムーズに進めます。
また、小さなお子様連れでもご来店しやすいよう、授乳室やキッズスペースを完備。
パーテーションで区切られた各テーブルからは、お子様がいるキッズスペースを確認できるため安心して相談の時間を設けることが可能です。
ぜひ、お気軽に足をお運びください。
お問い合わせはこちらから
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口コミなども確認する
不動産買取業者に対する口コミも確認しましょう。
もちろん過度に信用するのは控えたほうが良いですが、実際に利用した方の口コミには参考になるものもあります。
査定依頼をするか否かの判断材料の一つとしても使えるため、時間があれば確認してみることをおすすめします。
なお、口コミが悪いからといって全てのサービスがダメというわけではありません。
お客様と担当者との相性もあるでしょうから、ちょっとした情報収集くらいの気持ちで行ってみてはいかがでしょうか。
不動産買取は安い?買取か仲介かで悩んだときは……
不動産買取を検討している方の中には、買取か仲介かで悩んでいる方もいるでしょう。
不動産買取が自分に適した手段なのかが分からない場合は、下記のポイントも参考に考えてみてください。
不動産買取の相場は市場価格の6~8割
不動産買取の相場は市場価格の6~8割ほどです
。
早く不動産を手放せるというメリットがありつつも、仲介より売却価格は低くなるケースがほとんどです。
買取価格が多少低くてもすぐに不動産を売却できる点を重要視するなら「買取」、できるだけ高く売却したいという場合は「仲介」というように、納得した上で自分に適した手段を選ぶことが大切です。
〇不動産買取と不動産仲介の違い
不動産買取と仲介では不動産の買い手が異なり、前者は“不動産会社が買取”、後者は“不動産会社が買主を探しその人に売却”します。
先でも述べたように、不動産買取は価格は安くなりますが早く売れるというのが最大のメリットです。
一方、不動産仲介は売却価格が高くなりますが、買主を探すため時間がかかります。
不動産買取と不動産仲介の違いは下記の表をご覧ください。
|
不動産買取
|
不動産仲介
|
価格
|
安い(市場価格の6~8割)
|
高い(市場価格)
|
売却期間
|
短い(翌日~1か月)
|
長い(3~6か月)
|
売却の確実性
|
高い
|
低い
|
売却の手間
|
ほとんどなし
|
あり
|
仲介手数料
|
不要
|
必要
|
秘匿性
|
高い
|
低い
|
売主責任
|
低い
|
高い
|
不動産仲介にかかる期間は3〜6か月ほどなので
「3か月ほどなら売却期限を設けてもいい」という方は仲介から始めてみても良いでしょう
。
買取にするか仲介にするかに迷っている旨も含めて、不動産買取業者に相談してみてください。
なお、はりき不動産では買取と仲介のどちらにも対応しております。
訪問査定時に「一般査定」と「買取査定」の両方の査定額を提示することも可能なので、現在買取か仲介かでお悩みの方もお気軽にご相談ください。
「買取保証」という選択もある
不動産買取業者の中には「買取保証付き仲介」を提案しているところもあります。
買取保証とは仲介で不動産の売却を行い、一定期間売れなければ不動産会社が買い取るという仕組みです。
買取保証であれば期限内で不動産が高く売却できる可能性がありますし、
もしも買主が見つからなくても不動産買取業者に買い取ってもらえるため損をすることはありません
。
家を売りたいけど引っ越すのは嫌なら「リースバック」も検討の余地あり
リースバックとは、
家の売却代金を得た後も、そのまま賃貸として住み続けられる仕組み
のことです。
引越しをする必要がないため、「資金難から家を売りたいが子どもを転校させたくない」「経済的に困窮していると思われたくないから不動産売却について周囲に知られたくない」という方にもおすすめのサービスです。
はりき不動産ではリースバックについてもご提案可能です。保証人を用意する必要はなく、資金調達をしつつ売却後も同じように生活できます。
マンションでも戸建てでも利用できる他、将来の買い戻しも可能なので、ぜひご相談ください。
まとめ
不動産買取は流れだけみるとシンプルですが、事前の情報収集や書類の用意、買取条件やスケジュールの確認など、実際に不動産を引き渡すまでにさまざまな工程と準備があります。
事前に流れを知り、いつ何が必要かを明確化しておくことが大切です。
また、不動産を手放す手段は買取だけではありません。
自分に適した不動産売却の手段は何かを知るためにも買取と仲介の違いを知り、その上で信頼できる不動産買取業者へ相談することをおすすめします。
1970年創業のはりき不動産は、東京都葛飾区に精通した地域密着型の不動産会社です。
住み替えや離婚、相続などさまざまな売却に対応可能。
弊社オリジナルの不動産を高く売却するための5つの方法をもとに高値での査定を実現しております
。
葛飾区にて不動産買取を依頼できる不動産会社をお探しの方は、ぜひはりき不動産へご相談ください。
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