不動産買取と仲介の違いとは?買取・仲介に向いている不動産の特徴も解説
2025-04-10
不動産売却を検討している方の中には、不動産買取と仲介のどちらが良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
不動産買取と仲介はそれぞれにメリット・デメリットがあり、売却期間や売却額なども異なるため、それらを比較しながら自分に適した売却方法を選ぶことが重要です。
今回は、不動産買取と仲介の違い、買取と仲介のメリット・デメリット、買取・仲介に向いている不動産の特徴などをご紹介します。
不動産売却にお困りの方は、ぜひご参考にしてください。
はりき不動産は東京都葛飾区の不動産を中心に買取・仲介などを行っている町の不動産屋です。
不動産買取・仲介の疑問点はもちろん、マンション売却にかかる税金や費用などについても分かりやすくご説明しますので、不動産の売却を検討している方は弊社までお気軽にご相談ください。
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不動産買取と仲介の違い
不動産買取と不動産仲介では、不動産を売却する相手(買主)が異なります
。
不動産買取の買主は「不動産会社」です。売主から“直接”不動産を買い取り、自社できれいにしてからお客さまへ販売します。
一方、不動産仲介の買主は「不動産を探しているお客さま」です。
不動産会社はあくまでも、売主と買主の間を取り持つ「仲介役」であり、売主に代わり売却活動を行います。
不動産買取のメリット・デメリット
不動産買取のメリット・デメリットは下記のとおりです。
不動産買取のメリット
不動産買取には、10のメリットがあります。
売却期間が短い
不動産買取は不動産会社が算出した買取査定額に納得すればすぐに売却できるため、仲介と比べて売却期間が短いというメリットがあります。
住み替えの計画が立てやすい
不動産買取では売却価格がスムーズに確定するため、得られる資金が把握しやすく、住み替えの計画が立てやすいのが特徴です。
内覧の対応をしなくても良い
不動産買取では不動産会社が家の外観や室内、設備などを確認するだけなので、仲介のように内覧対応を行う必要はありません。
周囲に知られずに売却できる
仲介では不動産の売却活動を行いますが、
不動産買取では行いません
。
Webサイトやチラシに物件情報が掲載されることがなく周囲に知られずに売却できるため、「家を売ることを知られたくない」「引越しするまで隠しておきたい」などという方には大きなメリットといえるでしょう。
売買契約が解除されることは基本的にない
不動産会社が買取を行うため、売買契約が解除されることは基本的にはありません。
契約不適合責任は不要
不動産仲介の場合、売却後に何らかの不具合(設備の不備など)が発覚すると、売主は買主に対して費用を支払わなくてはなりません。
しかし、不動産買取では買主は不動産会社なので、
買取後に別のお客さまが住宅を購入したとしても弁償のための費用を支払う責任はありません
。
リフォームやメンテナンスなどが不要
不動産買取では買主である不動産会社がリフォームやクリーニング、メンテナンスを行うのが一般的なので、売主がリフォームにかかる費用を負担することはありません。
スケジュールが立てやすい
不動産買取では、売主の都合に合わせて契約を進めます。「引っ越しがあるからそれまでに売却したい」「まだ家が見つかっていないからこの日まで待ってほしい」などといった場合も対応してもらうことが可能です。
古い物件も買取してもらえる
築浅物件よりも築古物件は売れにくいとされていますが、
不動産会社によっては築古物件も積極的に買い取ってもらえます
。
仲介手数料がかからない
不動産買取ではそもそも仲介業務がないため、仲介手数料はかかりません。
はりき不動産では築古物件の買取実績も豊富にあります。
また、葛飾区という地域の特性に詳しいだけでなく、物件を紹介するエリアをお店から10km圏内と狭く設定することで、エリア限定で探す方に確実に情報を届けています。
お客さまから買取した不動産をスムーズに売却できるため、築古物件の売却を検討中の方は、ぜひはりき不動産までご相談ください。
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不動産買取のデメリット
不動産買取には、2つのデメリットがあります。
売却価格が想定よりも低くなる
不動産買取の価格は、
仲介における売却価格相場の6割〜8割ほどです
。
売却価格が想定よりも低くなるため、できるだけ高く売りたい方にとってはデメリットに感じるでしょう。
買取してもらえないこともある
不動産買取は比較的どのような物件でも買い取ってもらえますが、
老朽化がひどく修繕などが難しい物件や、再建築不可の物件などは買取してもらえないこともあります
。
ただし、買取するかどうかの判断は不動産会社によって異なり、空き家などを買取してくれる不動産会社もあるため、ホームページなどで探してみてください。
不動産仲介のメリット・デメリット
不動産仲介のメリット・デメリットは下記のとおりです。
不動産仲介のメリット
不動産仲介には、4つのメリットがあります。
不動産の適正価格が分かる
不動産仲介では適正価格で売却できます。もちろん購入希望者が現れないときは価格を見直したり、購入希望者から価格交渉をされたりすることもありますが、適正価格から大きく下がることはほとんどありません。
買取よりも高く売れる可能性がある
いつでもすぐ売却できる不動産買取とは異なり、
仲介は不動産が高く売れやすい時期を狙って売却活動を行います
。
そのため、買取よりも高く売れる可能性があります。
条件に合った購入希望者をスムーズに見つけられる
不動産会社の宣伝力の高さによって買主候補が多く集まるため、条件に合った購入希望者をスムーズに見つけられます。
契約に関する手続きを任せられる
不動産売買の契約は手続きなどが複雑で難しいですが、不動産仲介なら契約書をはじめとする必要書類の作成を任せられるため安心です。
不動産仲介のデメリット
不動産仲介には、5つのデメリットがあります。
売却までに時間がかかる
不動産仲介は買主が現れるまでに時間がかかります。また買主が見つかっても、買主の住宅ローン審査・契約などの手続きが終わるのを待つ必要があるため、実際に売却するまで時間がかかるのです。
契約不適合責任が免責されない
不動産仲介では不動産を売却した後、雨漏りや水漏れ、外壁などの破損、シロアリなど住宅に何らかの不具合が見つかった場合に費用を負担しなくてはなりません(契約不適合責任)
。
不具合を知っていたのに隠して売却すると、買主側に解除権が発生する恐れもあるため注意しましょう。
内覧対応の手間や時間がかかる
不動産仲介では、購入希望者の内覧対応をしなくてはなりません。
内覧のために部屋を片づけたり、当日に立ち合いをしたりと、購入希望者が現れるたびに対応する必要があるため、スケジュールの調整が大変です。
周囲に売却することが知られる可能性がある
不動産仲介ではチラシやインターネットなどの媒体を使って買主を探すため、周囲に家を売却することが知られる可能性があります。
仲介手数料がかかる
不動産仲介では不動産会社へ仲介手数料を支払う必要があります。
不動産買取に向いている不動産の特徴
不動産買取では、仲介では売却が難しい物件も買い取ってもらえる可能性があります。
築年数が古い不動産
築年数が古い不動産は買主を探すのに時間がかかります。
近年はリフォームやDIYなどが人気なので築古物件を購入する方もいますが、それでも築浅物件にはかないません。
不動産買取ならすぐに売却できる他、買取に強い不動産会社なら独自に開拓した販売ルートがあるため、築古物件でも問題なく買い取ってもらえます
。
心理的瑕疵のある不動産
事故物件などの心理的瑕疵のある不動産は、仲介ではなかなか売却できませんが、不動産買取であればすぐに買い取ってもらえます。
心理的瑕疵がある分、価格は安くなるでしょうが、
維持費がかからなくなるのでメリットは大きいといえるでしょう
。
リフォームなどが必要な不動産
リフォームなどが必要な不動産も買取におすすめです。
通常、不動産売却では不具合を修繕してから売却を行いますが、不動産買取では物件を買取した不動産会社がリフォームなどを行って再販します。
そのため、住宅に不具合があってもリフォームをせずにそのまま買取をお願いできるのです。
不動産仲介に向いている不動産の特徴
不動産仲介に向いている不動産の特徴は、下記のとおりです。
築浅や好立地など条件が良い不動産
築浅の物件や好立地な物件(駅近、商業施設が近いなど)は不動産仲介におすすめです。
築浅の物件は内装や設備が新しく、好条件の物件は人気があるため、希望する金額に近い価格で売却できる可能性があります
。
売却期間に余裕がある不動産
不動産仲介は売却までに時間がかかりますが、その分、買取よりも高い価格で売ることが可能です。
相続などですぐに不動産を売却したいという場合は買取がおすすめですが、売却期間に余裕があるという場合は買取よりも仲介を利用するのがおすすめです。
リフォーム済みの不動産
リフォーム済みの物件はきれいなので人気があります。
購入希望者を多く集められるため、良い条件の買主を見つけられる他、相場よりも高い価格で売却することが可能です。
はりき不動産では、売主さまの状況に適した売却方法を提案しております。
売却時期や希望価格などをお聞かせいただければ、すぐにご対応いたします。
もちろん「どれくらいで売れるの?」「現在の資産価値を知りたい」などの気軽なご相談もOKです。
下記にてはりき不動産の不動産売却の流れをご紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
不動産売却の流れはこちら
https://www.c21hariki.com/original/baikyaku
買取・仲介を成功させるには?不動産会社の選び方
不動産買取・仲介を成功させるには、下記の特徴を兼ね備えた不動産会社を選びましょう。
・
買取・仲介の実績がある不動産会社
・
エリア実績が豊富な不動産会社
・
やり取りがスムーズな不動産会社
不動産会社によって得意な分野は異なります。不動産買取や仲介を依頼するなら、それを得意とする不動産会社を選ぶことが大切なので、ホームページなどから実績をチェックしてみましょう。
また、売却予定の不動産があるエリア内で実績がある不動産会社を選ぶことも大切です。
地域の特性や市場を理解した上で価格を提示してくれる
ので安心して任せることが可能です。
さらに、やり取りがスムーズな不動産会社ならストレスが少なく、対応が遅れない分、売却までの時間も短縮できます。
不動産買取・仲介を依頼する際は、複数の不動産会社を比較して選んでみてください。
まとめ
不動産買取と仲介では不動産を売却する相手が異なる他、売却金額や売却にかかる期間なども異なります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらが自身に合うのかを比較しながら、不動産売却を進めてみてください。
1970年創業のはりき不動産は、東京都葛飾区に精通した地域密着型の不動産会社です。
住み替えや離婚、相続などさまざまな売却に対応可能です
。
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