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住まいの売却ストーリー
story

No. 01

買ったばかりの我が家の売却。
ローンの処理が大問題でした。

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No. 01

H・Tさん

これ以上はないくらいに気に入って買ったマンションの売却。
築3年と新しい物件なのに、各社の査定額は思いのほか、低く、残債が出る見通しに。
「売却はあきらめよう」と思った矢先に、思わぬ展開が待っていました。

売却データ

エリア
葛飾区立石
売却物件
マンション 5階建3DK
プロフィール
30代半ばのご夫婦と4歳になるお子さまの3人家族
ご主人は江戸川区、奥さまのH・Tさんは葛飾区の出身。

駅から5分の新築3LDK
マンションを購入

お話を伺ったTさんご一家は、30代半ばのご夫婦と4歳になるお子さまの3人家族。以前はお仕事の関係 等で、大阪や川崎にも住んだことがあるそうですが、元々、ご主人は江戸川区、奥さまは葛飾区の出身ということもあり、マンション購入以前には、この立石エリアの古い賃貸マンションにお住まいでした。 入居からしばらくすると、築30年以上経った賃貸マンションは、寒い、虫が多いなど、経年劣化が目立つように。また奥さまの妊娠もあり、「もっと快適な家に住みたい」というおふたりの強い思いから、新しい家探しが始まります。 マンションや戸建てを問わず、さまざまな物件の情報を集める中で目についたのが、ライオンズ立石レジデンスの3LDK。新築で京成立石駅から5分の好立地、しかも集合住宅では定評のある大京が施主だから、いろいろな意味での安定感・安心感もある。 早速、夫婦ふたりで見に行った結果は、もうこれ以上はないというほど、ご主人が気に入ってしまって、この物件の購入を決めました。これが今回、売却したマンションです。

気に入って買った家が、
暮らしの不安の元に?

奥さまのH・Tさんが、購入から売却を考えるに至った時の様子を教えてくださいました。

新築の高級マンションの3LDK、当たり前ですけれど、広くて設備も最新式、デザインも素敵で。私よりも主人の方が「絶対ここ」っていうくらい気に入ったんですね。結局「他を見ると気が散ってしまうから」という主人の意見で、ここしか見ないままに購入を決めて入居しました。

住み心地はとてもよかったんです。よく考えて設計されたマンションで、思った以上によくできていました。ただ、やはりお値段もいいお値段だったんですよね。固定金利が、結果として高くついたということもあるのですが、毎月のローンだけで十数万円、これに管理費等も加わって。今は払えない金額ではないけれど、 子どもの成長や親の世話など、生活の変化によって必要になるお金が増えてきたらどうなるんだろう?と考えるようになっていきました。 実際、子どもの保育園入園までの約1年間は、一時保育などの想定外の出費も多かったですしね。

いろいろと考えているうちに、快適で幸せに暮らすために家を買ったはずなのに、その家があるばかりに、 生活がたいへんになってしまうのはおかしいんじゃないかって、根本的な疑問を感じるようになったのが、 売却を考えたきっかけです。ローンの組み替えで負担を減らせないかとも考えましたが、結局、手数料が馬鹿にならず、売却の検討を始めたのが春先のことでした。

医療事務などのお仕事もなさっている奥さまは、背景にしっかりしたお考えを感じさせる、と同時に優しい雰囲気の漂う今風なお母さんの印象。奥さまもとても気に入っていた住環境だっただけに、売却を決めたとはいえ、気持ちの上ではまだ迷う部分も残っていたそうです。

施主に売却相談を持ちかけて
みたものの納得できず

とくにご主人は、「絶対ここ」と決めて買ったマンションを手放すことに強い抵抗があったのだそう。実家から援助してもらっていたことなどもあり、当初は、売却に乗り気ではありませんでした。 それでも、いろいろと話し合ううちに「家に支配されているかのような状況」は、やっぱりおかしいよね、変えなきゃいけないよね、という方向に変化してきたと言います。

それで最初は、施主の大京に売却の相談をしたんです。そうしたら、まぁ、冷たいわけではないんでしょうけれど、通りいっぺんの説明で、査定額は4100万円程度なので、現在のローンの残債が残る場合は、多目的ローン等を組むか、または新しく購入する不動産のローンに上乗せするしかないという説明でした。この説明は、私や主人にとっては、ぜんぜん納得できないことだったんですけれど、大京以外のところでも、話は似たり寄ったりで、残債があるのが大前提になっていました。

残債が出たら、さらにローンを組まなきゃいけない。どこの不動産業者も、まるで当たり前みたいに同じことを言うけれど、本当にそれしか方法がないんだろうか? 何か納得がいかないし、第一、それじゃ売却する意味がないのではないか? もう、頭の中で疑問がぐるぐる渦巻いてしまって。疑問だらけのまま、業者に委託するわけにもいかず、売却は一時ペンディングにして、先に新しい家探しに取り組みました。

マンション風景

一生に一度あるかないかの大きな金額が動く不動産の購入や売却。パターン化されたセールストークのような業者の説明や勢いに流されることなく、小さな疑問でも放置しないというバランス感覚はとても大事なこと。行き詰まった時に「わらにもすがる思い」で突き進むのではなく、アプローチの角度を変えてみるのは賢いアイディアですね。

その瞬間、すべてが腑に落ちたんです。
だから売却を任せられました

視点を変えて「住みたい、ここがいい」と思える家を探しました。よさそうな物件情報は、問い合わせて見に行ったりして。それで、センチュリー 21 はりき不動産の営業のSさんと知り合いました。 でも、その時に紹介してもらった新築一戸建ては、ピンと来なくて、結局、お断りするという状況に。 売るのも買うのも、何かぎくしゃくしてうまくいかない中で、夫婦共々、気持ちがくたびれてしまって、住み替えそのものにうしろ向きになっていました。それが夏真っ盛りの7月下旬のこと、もう売却はあきらめようと思い、Sさんにもそう伝えました。

ところがSさんが、わざわざ我が家まで来てくれて「売却をあきらめないでください。やれるだけやってみましょう」って熱心に勧めてくれたんです。もちろん、ただゴリ押しするんじゃなくて、私たちの今のローンの状態とか、家に対する思いとか、子どものこととか、きちんと聞いた上で勧めてくれているのが、こちらにも伝わってきました。

もう一度、売却をやってみようと思えたのは、Sさんとの話の中で「Tさんご夫婦くらいの年齢と収入の場合、毎月のローン金額は8万円前後に設定するのが普通です。なぜ、毎月十数万円になってしまったのか、そこが疑問ですね」とはっきり言ってくれたことが大きいです。 なんだか、その瞬間、全部が腑に落ちたというか、「やっぱり同じ考えの人はいるんだ。私たちの考えがおかしいわけじゃないんだ」と思えたんです。ただ機械的ににローンや家を扱うんじゃなくて、気持ちも含めて受けとめてもらえることがうれしかったですね。 残債の問題も同様で、全体から見たら、金額は大きくないのかもしれないけれど、新しくローンを抱えるというのは、気持ちの負担がとても大きいということをよく理解してくれたんです。だから、他での査定額を大きく上回る4380万円で売りに出してくれました。

売却

あっという間に売却完了。
あの悩みはなんだったのか

実は、最初に一般(媒介契約)で売却情報を出した時に、大京からTさんに問い合わせがあったのだそうです。「うち(大京)でも扱わせてもらえないか」との打診でしたが、売却の考え方からして食い違っていたこともあり、この打診はお断りして、センチュリー 21 はりき不動産との専任媒介契約を結び、売却に臨みました。

Sさんに担当してもらってからは、あっという間に決まってしまったんですよ。情報を流してから、ほぼ 1週間の間に2件の問い合わせがあり、いずれもすぐ内見にいらして、ふたりめの方で購入が決まりました。 契約まで2週間ほどのスピード売却だったのですが、売主も買主もお互いにちゃんと顔を合わせて納得できた方がいい等、Sさんの細かい気遣いが随所に感じられる丁寧なプロセスを踏むことができました。

「やれるだけやってみましょう」が功を奏してのスピード売却もうれしかったけれど、「任せておけば大丈夫」と思える信頼関係があったのが大きいとH・Tさん。儲かるというほどではないにしろ、 少しだけ手元に残る状態で売却が完了したこともあり、その後は、ストレスを感じることなくスムーズな住み替えができたとおっしゃいます。

次のライフステージを見つめながら、
今は賃貸マンションで生活

売却を完了して、今は賃貸マンションで生活しています。また家を買うことも考えてはいますが、子どもの学校・学区の問題、老親の面倒をどうやって見るのか、同居か否か等々、近い将来に経験するはずの生活の変化を考えると、今しばらくは、身軽な賃貸暮らしで様子を見ながら考えるのがいいのかなと思っています。

今回、Sさんにお願いしてよかったことというのは、単に売却金額が高くて満足ということではないんです。 もちろん、それも必要だったわけですけれど、何より私たちの気持ちや考えを汲みとって、売却プランを考えてくれたことが大きいですね。他の不動産業者さんでは、そういうやり方はしていませんでした。 その意味では、不動産は買う時よりも売る時に、業者さんの力量の差がでるものなのかもしれません。

実際の売却活動に取り組んでからは、なにもかもが素早く進み、イライラする暇もないくらいだったそう。 運がよかっただけだと考える人もいるでしょうが、H・Tさんは、やはり本当のプロの仕事だからこそ、ストレスフリーで満足のいく結果が得られたのだと感じているそうです。

H・Tさん
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