No. 02
家族 3人の暮らしを考えて、
立石から千葉に引っ越しました。
こんなにトントン拍子に家が売れるとは
思ってもみませんでした。
No. 02
「子どもを通わせたい」と思った幼稚園は、千葉県に。
できるだけ早く引っ越ししたいのに、立石3丁目の自宅を売っても、
住宅ローンは完済できないという各社の見積もりにがっかりする日々。
そんな花さんご夫妻の「困った」を解決したのは、地元不動産業者たちの連携プレーでした。
売却データ
子どもの誕生で「想定外」が続々と
今から4年ほど前、花さんご夫婦が初めて購入されたマイホームは、葛飾区立石3丁目の中古一戸建てでした。当時、築12年余と少し古いお家でしたが、京成立石駅から7、8分の距離にあり、リフォーム済みの4LDKと、便利なうえに広さもあるしっかりとした中古住宅です。購入された時のことを奥さまの花さんさんがお話ししてくださいました。
子どもの誕生前に、将来のことなども夫婦でよくよく考えて購入した家だったんですよ(笑)。主人は職場が立石なので、通勤のストレスがなくてとてもラクですし、駅周辺には、いろいろなお店がたくさんありますから、生活の便利さはこれ以上ないほど。家族が増えても十分な広さのある家で、住まいの環境としては恵まれていたと思います。ですから、まさか手放すことになるとは、まったく思ってもいませんでした。
夫婦と子どもの3人での生活が始まって、家族でこれからしたいことが、どんどん芽生えていきました。子どものいる暮らしって、その成長に伴って出てくる新しいことと、その新しいことを受け入れるための変化の連続なんです。私たち家族の場合には、それがたった数年で、やりたいことのためには引っ越しが必要だから、家も売らなければというところに行き着きました。
夫婦の暮らしに合わせた家選び。花さんご夫婦も、独身時代とは違った生活設計を考えながら、将来を見越して購入した4LDKの一戸建てだったのですが、実際には、お子さんの誕生で事情がガラリと変化してしまったのだそうです。
子どもが生まれる前と後では、あらゆることが変わりましたね。それまで頭の中で考えていた、こうしてあげたいとか、こんな風にするとか、良くも悪くもそうした期待やイメージのようなものは、すっかり吹き飛んでしまいました(笑)。
私自身、子どもが生まれてみて初めて「自分が育った北海道みたいに、もっと広いところでのびのびと育ててあげたい」と強く思うようになったり、また、子どもの性格というのもあって、小さいながらも興味が常に「外」に向いている、とても活動的な我が子に合う生活スタイルを模索しなければならなかったりと、本当に想定外だらけでした。なかでもいちばん大きい想定外が「引っ越ししたい」と思うようになったこと、つまり家を売って千葉に移住したいと考えるようになったことです。
困った!入園したい幼稚園は千葉県に
花さんご夫婦のお子さん、みどりちゃんは、とても活発で、外遊びやお友だちが大好きなお嬢さん。普通は朝の通園時に、親と離れるのが嫌で泣いたりすることも珍しくない年頃ですが、みどりちゃんの場合は「親は置き去りにして、さっさと仲間のところに駆けていってしまう」元気溌剌タイプ。そんなお子さんにとって、日々仲間と過ごす幼稚園の選択は、とても重要な意味を持ちます。
本当に、どんなことでも興味が外側に向いている子どもなんです。親にはほとんど興味がないのね(笑)。幼稚園の入園までは、近所の幼児教室に週1度だけ通っていたんですが、そこに通ううち、子どもの性格やどんなことに興味があるかがわかるようになってきました。
今年(2017年)、そのお教室つながりで、英語も教える幼稚園が千葉にできるのがわかって、幼稚園選びということを具体的に検討するようになったんです。もちろん、それまでにも考えてはいたんですよ、保育園にしろ幼稚園にしろ、昔と違って「入れたい」だけでは入れてもらえない時代ですから。 お迎えの時間や食事、教育の内容等々、考え合せた時に、超活発な子どもを持つ、共働きの私たちのような夫婦にとって、千葉の幼稚園の環境はとても魅力的でした。 ただ、千葉までは、通えないことはない距離とはいえ、ご近所の園に通わせるのとは訳が違います。
車で片道1時間かかる通園と、その後の千葉から職場への通勤がいちばんのネックだったのですが、主人と一緒にあれこれ検討する中で、まずとにかくはやってみようという結論になりました。結果を見てどうするか決めようということで、9月からはお試しで、千葉の幼稚園に通うことにしたんです。 それが夏の初めごろのことだったと思います。この時は、家を売って引っ越すかどうかは、まだ保留だったのですが、いざ売りたいとなった時の下調べの意味もあって、不動産売却一括査定を試してみました。
なるほど、千葉への引っ越しを考えたのには、そうした事情があったのですね。しっかりした生活設計というのは確かに必要なことですが、必ず思い通りに動いていく訳ではないですから、こうした変更はありがちなこと。とくに幼稚園や学校選びは、どの親御さんもみなさん悩むところです。
一括査定では4社から
連絡がありました
一括査定のサイトで数字を打ち込んで試してみたのが 7月半ばの土曜日のこと。全部で4社からコンタクトがあったのですが、その日のうちに電話をくださって、家までいらしたのはセンチュリー21 はりき不動産の担当さんだけでした。 きちんとしていて押しつけがましくない態度に好感が持てましたね。熱心なのは伝わってくるんです が、無理にでも売却といったヘンな勢いがないのは安心材料でした。 こちらの話もきちんと聞いてくださって、9月から1ヶ月のお試し通園の結果次第で売る・売らないを決めたいと伝えたら、それまでの間はeメールや郵便ポストへの物件資料の投函をしてくださって。 こちらもいろいろ見るというのは勉強になるので助かりました。あらかじめプロの目で見て選んである情報ですから、自力で何もかも探すのと違って、情報を精査する労力を節約でき、とても合理的だったと思います。
実は、家を売るとなった場合に問題だったのが、ローンの残りがたくさんあったことなんです。購入して4年目という家だったので、まだそれほど支払いが進んでいませんでした。ですから、一括査定などで出てくる金額では、家を売ってもかなり残債がでてしまう見積もりにしかならなくて。 他のローンに組み替えるか、新しく購入する物件のレベル(金額)を下げるか、または安い中古マンションにするのか等々、ものすごく悩みました。 つい尻込みして、もうあきらめようと何回、思ったことか。そんなことも担当さんには、遠慮なく相談したんです。そうしたら、まず「マンションは管理費や積立修繕費が年を追うごとに増えていって、後の生活設計が難しくなるのでお勧めしません」とはっきりアドバイスしてくださったんです。これは、完全な答えではないんですが、少なくともひとつ、悩むべき対象が減ったわけですから、素人の私たちとしては、非常にありがたいアドバイスでした。
9月からおよそ1ヶ月、千葉の幼稚園に通園した結果は、みどりちゃんも園をとても気に入って通っており、また、花さんご夫婦も街の環境や周囲の人間関係の心地よさが気に入って、ここで生活できたらいいなと思うようになっていったのだそうです。 毎朝、車で1時間かけて幼稚園まで通園し、その後、親は都心の職場に向かう。夕方にはこの反対の帰宅ルートで立石の家に。確かにできなくはないけれど、やはり通園通勤時間の長さが家族の重荷になってきていました。
地元の買取業者の査定は、
400万円高
9月に入ってしばらくしてからでしたけれど、担当さんから再度、連絡をいただいて、私たちの現状をこまごまとお話ししました。やはり千葉に引っ越したいけれど、現在の家を売った場合の残債の問題とか、そもそも売れるのかどうかとか、本当に細かいことまでいろいろと聞きました。そんな中で、 まず「中古マンション購入はやめましょう」と言ってくださった。その上で、オンラインの一括査定だけでは、現実的な数字とは言えないからということで、買取専門業者の見積もりをいれてみてはどうかという提案をいただいたんです。現実にいくらで売れて、ローンがいくら残るのかを見て考えましょうと。私たちからしたら、とても具体的でわかりやすい提案で、力強い一歩前進でした。
実際、内見した買取業者の見積もりは、一括査定や他の不動産業者さんのどこよりも高くて、夫婦揃って本当にびっくりしました。もちろん嬉しくもあったのですが、他より約400万円も高く見積もっていただけたので、諸経費を引いても手元に少し残る売却が可能になったんです。この金額は、他ではまったく出てこなかったものです。担当さんには、すぐに売却の手続きを始めてもらう一方で、今度は新しい家探しと、目まぐるしいけどワクワクする時間を過ごしました。
1ヶ月ほどの間に、千葉の戸建てを中心に10件近く見てまわりました。住宅ローン完済+αがある状態で売却できたおかげで、当初2000万円台の中古一戸建てを探していたのが、新築一戸建てを購入することができたんですよ。この違いは大きくて、新築の家で新生活を始めるというのは、とても気分のいいものです。11月末に新居に引っ越して、まだすっかり片付いたわけではないですけれど、子どももすっかり馴染んで楽しくやっています
やはり簡単にあきらめてはだめですね。とくに不動産は、地元の業者さんに必ず打診してみるべきです。最近では、インターネットの発達で、一括査定などの便利な機能がたくさんあるのですが、やはり本当に大まかなことしかわからないのが現実です。400万円もの差を見過ごしていたなんていうことになりたくなかったら、納得がいくまできちんと調べるのは大事なことですね。
毎日2時間の通園がなくなって
ご機嫌な日々
売却から新居への引っ越しまで、およそ2ヶ月のスピード処理だったわけですが、花さんは「引っ越ししたいなと思いながらも、ともすれば躊躇してしまいがちだったので、担当さんに背中を押してもらってよかった」とおっしゃいます。
やはり素人なので、わからないことや考えあぐねてしまうことが多いんです。家を買ったり売ったりすることって、一生の間にそんなにあることではないですし。で、考えがまとまらなくなると、どうしても、また今度考えようって後回しにしてしまう。そういうところでとても的確にアドバイスいただけたことで、売却から新居探し、引っ越しまで、テンポよくたどり着けたように思います。
千葉に引っ越したことで、毎日、2時間かかっていた幼稚園の送り迎えはなくなりましたけれど、主人と私は都心まで通勤する生活になりましたし、この引っ越しでいちばんよい思いをしているのは、やはり娘ですよね。長時間の通園がなくなったせいで、本当に毎日、機嫌がよくて、親としても助かっています。それまでは、やはり疲れていたんでしょう、家にいる間中、機嫌が悪かったですね。
いろいろなお宅があると思いますが、我が家は子どもの教育環境を中心に考えた末に、千葉に引っ越しを決めました。それが実現できたのは、やはりプロの方々の協力があったからです。そうでなければ、残債が出るんだったら、引っ越しどうしようって、いまだに言っていたかもしれません。しかるべきタイミングで正確にリードしていただけたことは本当にありがたかったですね。
やはり、実際に買取業者の査定を受けたことで、話がぐっと前進したのでしょう。具体的な数字がでてくれば、それを元にしての交渉も可能になりますが、それ以前の段階では、あれこれ可能性を探っての頭脳ゲームのようになりがちです。そこを無理なく、しかも早いスピードで売却し、さらには新居の購入まで完了させた手腕は、やはり地元に密着したプロならではのもの。新居に引っ越してまだ数週間ですが、花さんご夫婦は、なにもかもスムーズに進んだ今回の住宅売却+購入+引っ越しは、地元の不動産業者を選んで本当によかったと感じているそうです。