空き家を所有していても、使用する予定がなくて持て余しているという方もいるでしょう。
堀切にある空き家を売却したい場合は、まずどこに相談すれば良いのでしょうか。
本記事では、空き家売却時に頼りたい相談先について解説します。
おすすめの相談先や具体的な売却方法、空き家を放置するリスクや注意点もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
はりき不動産は、東京都葛飾区の不動産を中心に仲介・買取などを行っている、1970年創業の会社です。
不動産買取に関する不安点や疑問点についてはもちろん、具体的な売却の流れや費用などについてもわかりやすくご説明しますので、不動産買取を検討している方は、弊社までお気軽にご相談ください。
空き家を売却したい場合の相談先

不動産を売却する場合、不動産会社に相談することが一般的です。
しかし、空き家の場合は、他にも相談先としていくつか候補があります。それぞれの特徴をご紹介します。
①不動産会社
空き家の売却で最も頼りになる相談先が、「不動産会社」です。
不動産会社に相談すれば、すぐに売却査定価格を調べてもらえます。
また、買手を探してもらえたり、手続き方法を教えてもらえたりと、全面的なサポートを受けられるという点は大きな魅力だといえるでしょう。
堀切に空き家がある場合は、葛飾区の不動産事情に詳しい会社に相談しておくと安心です。
市場に合わせて売却適正価格を提示し、幅広いネットワークを活用して買手を探せるため、手厚いサポートが期待できるでしょう。
特に築年数の経った古い空き家は、一般的な不動産会社では取り扱いが難しいので、地域に根差した不動産会社を選択することをおすすめします。
②自治体
空き家を売却したい場合は、自治体に相談しても良いでしょう。
自治体によってサービスの内容は異なりますが、不動産相談窓口が設けられていれば、売却をサポートしてもらえる可能性があります。
また、支援策や助成金制度などが用意されていることもあるので、空き家をお得に手放したいという方におすすめです。
売却以外の相談もできるので、堀切にある空き家の管理に困っている、空き家の活用方法に迷っているという方は、葛飾区の相談窓口に連絡してください。
▼葛飾区「空き家に関する相談窓口を設置しています」
③親戚・近隣住人
親戚や近隣住人が購入を希望する可能性もあるので、売却を考えたときには周囲の人にも相談してみましょう。
近くに住んでいる親戚や近隣住人が「敷地を広げたい」、「子供世帯と近居したい」といった考えを持っている場合、空き家を購入してくれる可能性があります。
売却が完了してから「相談してほしかった」といわれるケースもあるので、声をかけておくと良いでしょう。
知り合いに空き家を売却する場合でも、手続きに手間取ったり、後々トラブルにつながったりするリスクがあるので、不動産会社に仲介を依頼しておくと安心です。
専門家に間に入ってもらった方がスムーズに売却できるので、堀切の不動産事情に詳しい不動産会社へ相談してください。
葛飾区で空き家の売却を検討しているという方は、下記記事もご覧ください。

空き家の「売却」が目的なら不動産会社がおすすめ

複数の相談先をご紹介しましたが、「売却」を目的としている場合は不動産会社がおすすめです。
自治体によっては、「空き家バンク」のように買主と売主のマッチングサービスを提供していることがありますが、買主との交渉や売却手続きは自身で行う必要があります。
また、知り合いに相談を持ちかけると、無料で譲ってほしいとお願いされる可能性もあります。
空き家をスムーズにお金に換えたいという方は、空き家の売却実績が豊富な不動産会社を頼ると良いでしょう。
弁護士や司法書士、解体業者など、複数の専門家と連携が取れる不動産会社であれば、相続や空き家の取り壊しなど、ニーズに合わせて幅広い対応が期待できます。
はりき不動産の不動産売却・買取では、「迅速・高額・気持ち良い」をお客様にご提供できるよう努めております。
葛飾区はもちろん、葛飾区に隣接する墨田区や江戸川区、足立区や台東区などの不動産も対応可能。お客様からお預かりした物件の売却もスピーディーに実現します。
当社対応エリアにて空き家の売却をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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不動産会社に売却を依頼する方法

不動産会社に空き家の売却を依頼した場合、「仲介」と「買取」の2つの方法のうちどちらか選択することになります。
仲介と買取には、どのような違いがあるのでしょうか。詳しく解説します。
仲介
不動産会社が売主と買主の間に入り、取引を円滑にサポートする売却方法を「仲介」といいます。
空き家の立地や建物の状態が良い場合は、仲介がおすすめです。
一定の需要が期待できることから買手が見つかりやすく、スムーズに売却することが可能です。
買手が見つからない場合は売却に時間がかかりますが、反対に複数の買手が集まれば、高額での売却が期待できるでしょう。
買取
不動産会社が売主から直接物件を購入することを「買取」といいます。
空き家の立地が悪く、さらに建物の状態も悪い場合は、買取がおすすめです。
不動産会社は付加価値を付けることを前提に買取を行うため、多少条件の悪い物件でも購入してくれる可能性が高いといえます。
また、買取の場合は、買主を探す手間が省けることから、1ヵ月程度で売却できるという点も魅力だといえるでしょう。
買取価格は市場価値よりも多少安くなってしまいますが、売却に時間をかけたくないという場合におすすめです。
空き家を放置するリスク

空き家を長く放置していると、さまざまな問題が発生します。
空き家を売却しようか迷っているという方は、リスクについて正しく理解した上で判断することが大切です。
資産価値が低下する
空き家を放置していると、劣化が進んで資産価値が低下してしまいます。
管理を怠ると、雨漏りやカビ、虫が発生するなどのトラブルも起こりやすくなります。
建物全体の修繕が必要となるケースもあるので、空き家を所有している方は管理を怠らないように心がけましょう。
一般的に、不動産は築20年を超えると資産価値が大きく下がる傾向にあります。
今後、空き家を利用する予定がないという方は、早期に売却することをおすすめします。
犯罪の温床になる恐れがある
空き家の管理が不十分だと、犯罪に使われたり、被害を受けたりするリスクもあります。
不法侵入の上に窃盗被害に遭ったり、ゴミを不法投棄されたりする懸念があるのです。
また、放火や不審火によって火災が発生すれば、所有している物件だけでなく、周辺の住宅にも被害が及ぶ可能性があります。
空き家の所有者に非がなくとも、管理を怠ったという理由で損害賠償請求されるケースもあるので、決して放置しないようにしてください。
物件の管理が難しければ、早めに売却を決断することが大切です。
経済的負担が大きい
維持や管理のためのコストがかかるという点も、空き家を放置するリスクの一つです。
物件を所有していると、使用していなくても以下の費用が発生します。
・固定資産税
・都市計画税
・火災保険料
・管理費
・修繕費
立地条件や建物の状態によって異なりますが、空き家を所有しているだけで、年間20~50万円程度の費用がかかるといわれています。
建物の劣化が進み、大規模な修繕が必要となれば、一度に100万円を超える支払いが発生することになります。
出費を抑えたい、空き家にお金をかけたくないという方は、早々に手放してしまった方が良いといえるでしょう。
近隣トラブルにつながる
空き家が原因で周辺の住人に迷惑がかかると、近隣トラブルにつながる可能性があります。
自治体へ「隣家で発生した害虫に困っている」、「隣家が倒壊しそうで危ない」などの苦情が寄せられた場合、行政指導を受ける可能性があります。
近隣住人が安心して暮らせるように、空き家でトラブルが発生していないか定期的に確認しておきましょう。
管理が難しいという場合には、自治体の窓口に相談したり、不動産会社へ相談したりと、何かしらの対策が必要です。
堀切で不動産の売却を検討しているという方は、下記記事もご覧ください。

空き家の売却方法

基本的に空き家はそのままの状態でも売却できますが、リフォームや取り壊しを行ってから売却することも可能です。
高額で売却したい場合は、どのような方法を取れば良いのでしょうか。それぞれの違いを見てみましょう。
①そのままの状態で売却する
売主にとって最も手間やコストがかからないのが、「そのままの状態で売却する」という方法です。
買主が見つかればすぐに引き渡しが行えるため、特別な準備をせずともスムーズに手続きが進行します。
ただし、現状のまま売却することから、立地が良い、建物の状態が良いなど、魅力的なセールスポイントがなければ買主が見つからない可能性が高いといえます。
建物の解体や新築への建て替えが必要となるので、買主の関心を引きにくいという点はデメリットだといえるでしょう。
買主が見つかったとしても、市場価格よりも安く売却されるケースがほとんどです。
②リフォームを行ってから売却する
市場価値を向上させるために、修繕やリフォームを行ってから売却するという方法もあります。
空き家をそのままの状態で売却しようと思っても、なかなか買手が付かない可能性があります。
そのため、修繕やリフォーム、ハウスクリーニングを行って、物件の印象を向上させるのです。
ただし、手を加えることで、資産価値や市場価値が下がってしまう可能性があるという点には注意が必要です。
「そのままの状態で売りに出した方が高額で売却できた」というケースもあるので、修繕やリフォームを行うべきか迷っているという方は、不動産会社へ相談してみると良いでしょう。
③更地にして土地を売却する
建物の劣化や老朽化が進んでいて修繕やリフォームも難しいという場合には、更地にして土地を売却するという方法を選択できます。
使用できない状態の空き家が残っていると、買手を見つけることは難しいです。
売主が空き家を解体して土地のみを売却するという形にした方が、買手は見つかりやすいでしょう。
ただし、地域によっては、建物の再建築が不可となっている可能性があります。
空き家の取り壊しを決める前に、不動産会社へ相談して、地域の建築基準法や規制についても確認しておくことが大切です。
はりき不動産では、「かんたんAI査定」と「訪問査定」の両軸からお客様の不動産の適正価格を割り出します。
かんたんAI査定では、不動産情報を入力すればすぐにメールで査定結果が届き、訪問査定では、スタッフが不動産を直接査定することで、より正確な査定額を知ることができます。
どちらも無料ですので、お気軽にご利用ください。
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空き家売却を依頼する際の注意点

空き家を売却する際には、いくつか注意しておきたいことがあります。
手続きが始まってから後悔することがないように、事前に注意点を把握しておきましょう。
現状を正確に把握しておく
空き家を売却すると決めたら、名義や所有状況を確認しておくことが大切です。
不動産の売却が行えるのは、「登記簿上の名義人本人」に限定されています。
「相続の手続きを忘れていて、名義を確認したら亡くなった親のままになっていた」というケースも珍しくありません。
売却手続きに入る前に、法務局で登記簿謄本(登記事項証明書)を取得して、名義人を確認しておくことが大切です。
自治体の助成制度を活用する
自治体によっては、空き家の管理や取り壊しに対して、助成制度を用意していることがあります。
建物の解体費用を節約できる可能性があるので、自治体の公式サイトをチェックしてみましょう。
葛飾区では、不燃化特区内の老朽建築物の取壊しを行うと、助成金を受け取れる制度が用意されています。
「堀切二丁目周辺及び四丁目(一部地域を除く)」が不燃化特区に指定されているので、所有している空き家が対象地区に含まれているか調べてみると良いでしょう。
より詳しく知りたいという方は、以下のページをご覧ください。
信頼できる不動産会社へ依頼する
「買手が付きにくい空き家の売却を行いたい」、「少しでも高額で売却したい」という方は、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。
物件の売却価格や仲介手数料は、不動産会社によって異なります。
そのため、地域の不動産事情に詳しく、空き家の売却に慣れている会社を選んでおくと安心です。
実際に査定を依頼して、専門性の高さや売却までのスピードを確認してみると良いでしょう。
担当者と円滑にコミュニケーションが取れる、サポート内容の充実した不動産会社が理想だといえます。
まとめ
所有している空き家を持て余しているという方は、まずは不動産会社に相談すると良いでしょう。
地域に根差した不動産会社であれば、葛飾区が行っている助成制度にも詳しいので、親身になってサポートしてもらえます。
また、法律関係に詳しい不動産会社であれば、相続についてもアドバイスしてもらえるはずです。
空き家を放置していると、資産価値が下がってしまったり、犯罪に巻き込まれたりするリスクがあります。
「空き家を売却するか迷っている」、「売却を決めたものの、何から手を付ければ良いのかわからない」という方は、まずは不動産会社へご相談ください。
1970年創業のはりき不動産は、東京都葛飾区に精通した地域密着型の不動産会社です。
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