皆様こんにちは。
葛飾区を拠点に、不動産売買仲介や買取再販、賃貸管理などを展開している「センチュリー21はりき不動産」です。私たちは日々、地域に根ざした不動産のプロフェッショナルとして、法的なアドバイスや書類作成を含めた全般的な業務補助を行いながら、お客様の安心なお取引をお手伝いしております。
今回は、過去に当店が実際にお手伝いさせていただいた、葛飾区東立石における「大型一戸建て(二世帯住宅)の売却」と、それに伴う「お住み替え(賃貸物件探し)」の成功事例を、プライバシーに配慮した形でご紹介いたします。一見すると条件の難易度が高いお取引であっても、戦略的なアプローチと丁寧な寄り添いによって、ご希望通りの着地を迎えた好例です。同様のお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。
ご相談の背景:思い入れのある大型二世帯住宅の売却

ご相談をいただいたのは、東立石エリアに約45坪の土地を構え、築22年の立派な一戸建てをご所有のご家族でした。建物面積は約200㎡、間取りは5LK/LDKという、大変ゆとりのある「二世帯住宅仕様」の物件です。ご家族はこれまでこの家で長年暮らし、地域でのお仕事や生活を大切にされてきましたが、ライフステージの変化をきっかけに、住み慣れた一戸建てを手放し、よりコンパクトな住まいへと住み替える決断をされました。
売主様のご要望は主に以下のような内容でした。
▼売却方針
時間はかかっても構わないので、建物の価値を正しく評価してもらい、なるべく高く売りたい。市場の様子を見ながら慎重にスタートする。
▼お住み替え(転居先)の条件
シニア世代としてのこれからの生活を考え、管理が楽でコンパクトな住まい(マンションや賃貸など)への移行。ただし、大切な家族である「複数の猫たち」と安心して暮らせること。
▼心理的な不安の解消
ご高齢であることを理由に入居審査などで不当に不利益を被りたくない。また、誰かの指図で急かされることなく、自分たちのペースで納得のいく引っ越しをしたい。
売却によって得た資金は、これまでの大切な身内への借り入れの返済等に充て、すっきりとした形でセカンドライフをスタートさせたいという明確な目的もお持ちでした。複数の不動産会社へ同時に相談されている中、私たちは売主様の想いや将来への不安に深く耳を傾け、専任での売却活動をお任せいただくことになりました。
不動産売却は複雑で難しいと思っている方も多いです。
不動産売却の流れや注意事項をまとめておりますので、こちらのページをご覧ください。
売却活動におけるハードルと、ターゲットの絞り込み

売却活動を開始したものの、この物件には特有の難しさがありました。建物面積が200㎡と非常に大きく、作りが二世帯住宅仕様であるため、一般的な「3LDK程度の一戸建て」を探している総額予算重視の買い手にとっては、大きさも金額も想定を大きくオーバーしてしまうのです。実際に、興味を持って見学に来られる方は何組かいらっしゃいましたが、「素敵だけれども、自分たちには広すぎる」「総額が張りすぎて手が届かない」と、購入を諦めるパターンが続きました。
また、比較的高額な物件ということもあり、購入を真剣に検討されている方が、専門家(建築士や他コンサルタント)を同行して見学に来られることもありました。その際、中古住宅ならではの経年変化や、非常に細かい部分に対して過剰に指摘を受け、買い控えに繋がってしまうという、中古大型物件特有のシビアな場面にも直面しました。
こうした状況を受け、私たちは闇雲に不特定多数へアプローチするのではなく、明確に「二世帯住宅を求めている層」にターゲットを絞り込む戦略をとりました。「注文住宅で一から土地を買って二世帯住宅を建てるよりも、しっかりとした既存の建物を安く購入し、自分好みにリフォームして賢く暮らしたい」というニーズを持つお客様をじっくりと探索したのです。そして売却開始から約半年後、まさにこの条件に合致する「二世帯での居住を希望し、購入後にリフォームを行う前提」の理想的な買主様と巡り合い、無事にご契約を結ぶことができました。
売却についてお悩みの方はフォームからお気軽にご相談ください。
住み替え先の賃貸探し:高齢・多頭飼いの高い壁を乗り越える

家が売れて一安心と思われたのも束の間、次の大きなハードルは「売主様の転居先探し」でした。今回は、次の住まいとしてまずは賃貸物件を選択されることになりましたが、その条件は「ご高齢であること」「猫を複数匹飼育していること(多頭飼い換算)」「現在の住まい(東立石周辺)から離れられないこと」という、賃貸市場においては非常に受け入れ先が限られる厳しいトリプルパンチでした。
一般的に、高齢者の一人暮らしやシニアのみの世帯、かつペット可(特に猫複数)の物件は、オーナー様や管理会社から敬遠されがちです。審査の段階で断られてしまうことも少なくありません。売主様も「高齢を理由に迫害のような扱いを受けたくない」「猫のことで後から文句を言われたくない」と、強い不安を抱えられていました。
そこで、私たちはりき不動産の強みである「賃貸管理」のノウハウと地域のオーナー様とのネットワークをフルに活用しました。形式的な条件だけで断られないよう、売主様のお人柄やこれまでの背景、猫たちの飼育状況を丁寧に各家主様へ説明し、交渉を重ねました。何度も候補物件をご案内し、売主様に実際に見ていただきながら、ついに条件をすべて受け入れてくれる、安心・安全な新居を見つけることができたのです。これにより、「誰かに急かされることなく、納得して引っ越す」という心理的な安心感も守ることができました。
取引を終えて

今回の取引が完了するまでには、売主様のご不安が大きかったこともあり、夜間にご相談のお電話をいただいたり、ご家族の方々から細かな法的手続きや段取りについて多くのご質問をいただいたりすることもありました。しかし、その一つひとつに誠実に向き合い、迅速に疑問を解消していくことで、最終的には当初のご希望に限りなく近い、全員が納得のいく形でお取引をまとめることができました。
不動産売買は、単に「モノを売って買う」だけの作業ではありません。そこにはお客様のこれまでの人生、これからの生活への不安や期待、そして大切なペットへの愛情が詰まっています。
センチュリー21はりき不動産では、売買仲介や買取だけでなく、お引越し後の賃貸管理、さらには専門的なアドバイスまでを一気通貫でサポートできる体制を整えています。「他社で断られてしまった」「条件が厳しくて一歩が踏み出せない」という方も、ぜひ一度、東立石の私たちにご相談ください。お客様の不安を安心に変えるために、全力で伴走いたします。



